2014年3月17日月曜日

三段滝(静岡県賀茂郡河津町)



場所

静岡県賀茂郡河津町上佐ヶ野

交通・アクセス

R414から県道14へ入り、佐ヶ野川沿いに細い道を入っていき、キャンプ場を過ぎてもまっすぐ進むと、右側に「三段滝」と書かれた小さな標識があり車が2−3台止められるスペースがある。そこから藪を抜けて40mほど進むと三段滝にたどり着く。

滝は道路からすぐだが、滝までは藪となり、三段滝の全景を捉えるためにはゆるやかな岩肌を登る必要があるため、運動靴か軽登山靴が望ましい。



装備

軽登山靴×動きやすい服装

感想

段瀑としてはそれほど特徴があるわけではないが、向かって左側の岩肌を登れるため、滝を間近で堪能できる。ちなみに三段滝だが明らかに四段あるように見える。

ちなみに、三段滝を登るとその先に渓流道が続いており、割としっかりとしたシャワートレッキングをすることができ、小さな無名滝をたくさん見ることができる。



評価:★★★★☆(渓流道含む)

不動の滝(静岡県伊豆市)


場所

静岡県伊豆市湯ヶ島

交通・アクセス

R59から長野川沿いを延びる林道をひたすら進んだ橋のそばにある。



装備

軽登山靴×動きやすい服装

感想

場所は分かるようでわかりにくい。

評価:★★☆☆☆

浄蓮の滝(静岡県伊豆市)



場所

静岡県伊豆市湯ケ島892-14

交通・アクセス

R414(下田街道)沿いに位置し、途中から標識があるので迷うことはないだろう。駐車場はいくつかに分かれており駐車可能台数も多いが、それでも土日は埋まってしまうほどの有名観光地。


駐車場からは100mほど下ると滝見の展望スポットまで行ける。道も整備されており、途中に滑るような場所もないため、普段着・普段靴で問題ない。

 

装備

特になし

感想

伊豆を代表する観光名所の一つで、高さ25m、幅7mで水量も多く、日本の滝百選にも選ばれる美瀑。純粋に滝を見れば素晴らしいの一言だが、とにかく有名観光地のためゆっくり滝を見ることはかなわない。

評価:★★★☆☆

万城の滝・小滝(静岡県伊豆市)



場所

静岡県伊豆市地蔵堂767-3

交通・アクセス

高知自動車道伊野ICより約50分。

R59から脇道に入り10分ほど。カーナビの種類によるが、伊豆市地蔵堂まで入れれば、付近から案内板が出ているのでそれに従っていれば迷うことはないだろう。

駐車場は完備で、30mほど下ると万城の滝のそばまで行ける。滝は道路からすぐで、道も整備されている。上流の小滝まで行くつもりがあれば、途中が林道なので運動靴が望ましい。




装備

運動靴

感想

万城の滝は高さ20メートル幅6メートル。数字だけを取ると普通だが、せり出す岩肌から垂直に落ちる水量は多く、滝壺も広さがあり、美爆。だが、以前はもっと素敵な雰囲気だった模様。
(参考:http://ameblo.jp/izusketch/entry-10912930171.html
この記事を見ると、確かにコンクリでの補強は、その場では「惜しいな」程度だったが、以前と比べると致命的ですらある。その頃に詣でてみたかった。。。なお、別名は「裏見の滝」で、現在は立入禁止だが以前は裏見もできた模様。

なお、道路に上がって林道沿い(標識がある)を上流に10分ほど歩くと、「小滝」がある。以前は万城の滝を「大滝」と対になる呼び方をしていたようだ。林道にも河が深くなっている「渕」や鱗のような岩など、見どころがいくつかある。



評価:★★★☆☆


2014年1月2日木曜日

平家の滝(高知県高知市)



場所

高知県高知市鏡敷ノ山

交通・アクセス

高知自動車道伊野ICより約50分。

R33から県道6、県道33と平家の滝の案内板があり道が分岐するところには用意してあるので、それに従って的渕川沿いに上って行くとたどり着く。

駐車場からは50mほどで滝のそばまで行ける。滝は道路からすぐだが、上下段ともに滝壺までは苔むした岩も多く滑りやすいほか、上段の滝壺までは林道、その後の渓流道まで行くと普通にハイキングコースなので、それなりの靴が望ましい。上段の滝壺のさらに上は渓流沿いに道が繋がっており、数百m歩くとみはらしの岡まで行ける。


大きな地図で見る

装備

軽登山靴×動きやすい服装

感想

落差は約30mとそれほどないが、これ以上ないというくらいきれいな2段瀑で,上下どちらの滝壺にも接見でき、特に上段の滝壺は雰囲気がある。以前は土地の名前から「池河内の滝」と呼ばれていたようだが、平家の落人達がこの滝壺に身を投げたという伝説から「平家の滝」と呼ばれるようになったといわれている。四国は落人伝説が多く、轟の滝の玉織姫も落人伝説と民話がくっついたものだと思われる。上段の滝壺にかかる手前に、身を投げた落人を祀る貴船大明神がある。

評価:★★★★☆

大樽の滝(高知県高岡郡越知町)



場所

高知県高岡郡越知町山室耕

交通・アクセス

車で高知自動車道伊野ICより約35分。
R33を松山市方面に向かい越知市街地より南西に1キロ少し行った辺りに大きな看板が出ている。看板の左側の細い道を上がっていくと数台分の駐車場がある。道は対向ができないほど狭いのでハイシーズンは気をつけたい。
駐車場からは500m(約10分)ほどで滝のそばまで行ける。滝までは道が整備されているのでちゃんとした装備でなくても運動靴程度で十分歩ける。夏場は虫除けとして長袖の方がいいかもしれない。


大きな地図で見る

装備

運動靴×動きやすい服装

感想

高知県で3つある「日本の滝百選」のうちの一つ。3つの中では一番アクセスしやすく、アプローチも楽。シンプルな直瀑だが、逆にそれがありそうでなく、美しいということだと思う。「ザ・滝」という感じだ。個人的には滝は雰囲気重視なので、全体的にちょっと手を入れすぎかなという気もする。一方でアクセスしやすいからか観光客も多いのでこの程度の開発であればOKという考え方もあるかもしれない。

評価:★★☆☆☆

轟の滝(高知県香美市)



場所

高知県香美市香北町猪野々

交通・アクセス

高知自動車道南国ICより車で約1時間
R195を徳島方面へ進んでいくと「轟の滝/猪野々」という案内標識が現れるので左斜め折、そのまま民家の間を進んでいくとT字路があるので右折、あとは道なりに進んでいけば標識があるのでたどり着ける。途中から狭い道になるので走行注意。
駐車場は手前と橋を渡った奥の二箇所あって、奥には滝の茶屋とトイレがある。展望台でゆっくり全体を把握してから滝下に向かいたい(もしくは展望台だけでOKな)人は奥の駐車場から、滝の脇から攻めたい人は手前の轟神社の奥からアプローチできる。


大きな地図で見る

装備

軽登山靴×動きやすい服装
足元が滑りやすいので気を付けて下さい。

感想

日本の滝百選にも選ばれている名瀑で、玉織姫の伝説にもなった上段の滝壺は青々と澄んでいて素晴らしい。見事な滝壺を持つ滝は大蛇と結びつきやすいが、四国は平家落人の伝説が多いため、落人伝説と大蛇のコラボ説話になっている。段瀑は個人的に好みの形態なのだが、遠望でないと全体が把握できない規模の滝になると、立派過ぎて少し落ち着かない気もする。

評価:★★★☆☆

2014年1月1日水曜日

岩屋の滝(高知県香美市)



場所

高知県香美市香北町大束

交通・アクセス

高知自動車道南国ICより車で約1時間
R195を徳島方面へ香美市香北町まで進むと「大荒の滝」という案内標識が現れるので左折、橋を渡ってT字路を右折、その後しばらく行くと手前方向にUターンするかたちで左折する坂道があるので、あとは標識に沿いながら進んでいけば到着できる。途中からかなり狭い道になり、オフシーズン(私の場合は年末)に行くとメンテナンスが間に合っておらず落石や土砂崩れのような場所があるので注意が必要。
大荒の滝の駐車場に着く手前の第一駐車場で止めると、あとは看板のすぐ脇の林道を150mほど登れば岩屋の滝に到着。看板のある道(車道)と勘違いしないようにしたい。大荒の滝からだと林道を20分ほど歩くので、健脚でない人は第一駐車場に止めたほうが無難。



装備

軽登山靴×動きやすい服装
足元が滑りやすいので気を付けて下さい。

感想

車で「大荒の滝」を目指すと先に出くわす雰囲気のある段瀑。昔はこの岩屋の滝を「女滝」、大荒の滝を「男滝」と呼んでいたらしい。両方見ると、納得できる。個人的にはっきりした段瀑は好みなので、好きな滝だった。冬季で水量が少なかったためか滝壺に中洲のようなものができており、ギリギリまで滝に接見できたのもラッキーだった。

評価:★★★☆☆

つららの滝(高知県香美市)



場所

高知県香美市香北町大束

交通・アクセス

高知自動車道南国ICより車で約1時間
R195を徳島方面へ香美市香北町まで進むと「大荒の滝」という案内標識が現れるので左折、橋を渡ってT字路を右折、その後しばらく行くと手前方向にUターンするかたちで左折する坂道があるので、あとは標識に沿いながら進んでいけば到着できる。途中からかなり狭い道になり、オフシーズン(私の場合は年末)に行くとメンテナンスが間に合っておらず落石や土砂崩れのような場所があるので注意が必要。
アプローチするには、近くにある岩屋の滝から林道を15分ほど歩くか、駐車場から5分ほど登山道を歩く。基本は「大荒の滝」に行くルートの途中にある。駐車場からの場合、林道をしばらく進むと二股に分かれるので、右側の「つららの滝経由大荒の滝」を進む。


装備

軽登山靴×動きやすい服装
足元が滑りやすいので気を付けて下さい。

感想

「大荒の滝」に向かう途中にあるかわいらしい感じの滝。轟の滝などの迫力のある滝に見慣れているとインパクトに欠けるが、岩筋を滴り落ちる感じはなかなか雰囲気がある。冬季は氷瀑になるらしいが、訪問した当日は気温が高かったため見られず。

評価:★☆☆☆☆

大荒の滝(高知県香美市)



場所

高知県香美市香北町大束

交通・アクセス

高知自動車道南国ICより車で約1時間
R195を徳島方面へ香美市香北町まで進むと「大荒の滝」という案内標識が現れるので左折、橋を渡ってT字路を右折、その後しばらく行くと手前方向にUターンするかたちで左折する坂道があるので、あとは標識に沿いながら進んでいけば到着できる。途中からかなり狭い道になり、オフシーズンに行くと山奥でメンテナンスが間に合っておらず落石や土砂崩れのような場所があるので注意が必要。
アプローチするには、近くにある岩屋の滝から林道を20分ほど歩くか、駐車場から10分ほど登山道を歩く。



装備

軽登山靴×動きやすい服装
足元が滑りやすいので気を付けて下さい。

感想

数日前に降った雪がまだ残っていたが、訪問が年末ということもあり雪を踏みしめた足あとも少なく、その日は私の他に訪問客はいなかった。私は落差より雰囲気重視なので、この大荒の滝はその名の通り迫力十分かつ向かって左側の巨岩がいい味を出しており、滝壺から末広がりになっていて、雰囲気を出している。お気に入りの滝だ。個人的にはビューポイントとして用意されている東屋からよりも、真正面から滝の魅力を受け止めたい。

評価:★★★★☆